■決勝進出ならず…
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は2020/12/13に準決勝が行われ、Jリーグで唯一残っていたヴィッセル神戸は蔚山現代(韓国)に敗れ、残念ながら決勝進出には届きませんでした。
(私は実はガンバ大阪のサポーターですが、毎年Jリーグの代表としてACLに出場する全クラブを応援しています。)
■酷かったVAR判定…
試合に関していうと、試合が台無しになってしまったといってもおかしくない本当に酷いVAR判定でした…。
VAR自体は素晴らしいシステムですが、やはり使う側が使い方を誤ったり悪用したりすると今回のような誰もがモヤモヤする腑に落ちない結果となってしまいます。
(結果的に勝った蔚山現代側もモヤモヤしていてほしい…。)
VARについては、主審によって使う・使わないの判断や使い方にブレがあり、統一されていないように感じますのでこの辺りのルール化が早急に必要だと思います。
■アジアで戦うということは
今回のVARでのゴールの取り消しのような不可解な判定は、アジアの大会に初めて参加するチームが必ず受ける洗礼のようなものです。
数年前、ヨーロッパで活躍する多くの選手を擁するオーストラリア代表も初めて参加したアジア・カップで敗退し、その試合後のコメントで「アジアで戦う場合はサッカーが上手いだけでは勝てない。」と述べていました。
このような外的な要因により左右される判定は、アジアのサッカーが他地域に比べ発展が遅れている原因の一つなのではないでしょうか。
■注目選手について
古橋亨梧 選手
いつも思いますが、古橋選手のあのスプリントと運動量は素晴らしいの一言。
そして、自分自身のためだけではなくチームのために走っている姿は是非とも子供たちにも見習ってほしいです。
負けている時に時間を無駄にしないために外に出た相手ボールを自分で拾いに行って再開ポイントに置いたりするシーンは特に胸が熱くなります。
日本代表で井手口選手(ガンバ大阪)と一緒に出場すれば、前線~中盤のプレスは完璧になるのではないでしょうか。
古橋選手は「ミスが多い」とよく言われますが、私の考えは違います。
彼はあの豊富な運動量で他の選手よりも多くボールにチャレンジするので、必然的にミスの回数も多くなります。
ミスを減らすのはこれからの課題として、ミスの回数だけに着目するのではなく、彼の良い点である豊富な運動量を評価すべきです。
■祝、ACLベスト4入り
ヴィッセル神戸の皆さん、ACLベスト4入りおめでとうございます!
ベスト4入りは本当に素晴らしいことです。
どうか胸を張って日本に帰ってきて下さい。
■関連リンク
判定に泣いた神戸… 蔚山に敗れベスト4で大会を去ることに【サマリー:ACL 準決勝】
では、また。
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