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ボール運びについての決まり事 ー実例ー

サッカー解説

2021シーズン Jリーグ開幕!

コロナ禍でも2/26から2021シーズンのJリーグが何とか開幕となりました。

私の応援しているガンバ大阪は、残念ながら新型コロナウイルス感染症のPCR検査で選手6名・スタッフ2名が陽性判定を受け、感染拡大防止の観点から活動を自粛していましたが、遂に4/3に第7節からリーグ戦を再開できることとなりました!

さて以前、当ブログで書いた記事『ボール運びについての決まり事』でパスコースがない時のボールの運び方について説明しました。

ボール運びについての決まり事(共通理解)

carry

 

DAZNでJリーグを観戦していて、「そう!正にこのプレー!」と観ていてドキドキした非常に良いプレーが最近の試合でもあり、ニュースなどでもちょっと話題になったので今回紹介します。

↓↓↓ そのプレーがこちらです ↓↓↓

 

西川 周作の超絶ロングフィード!

解説の戸田和幸さんに

このキックが蹴れるのは地球上でエデルソンか西川ぐらいしかいないですね。

と言わしめたプレーです。

闇雲に前にボールをクリアするのではなく、最終ラインからでも最前線で攻撃の起点を作ることができる素晴らしいキックです。

浦和レッズの西川周作選手は足元の上手さで有名ですが、技術もさることながら同時に視野の広さインテリジェンスの高さも備えた日本を代表する優れたゴールキーパだと思います。

因みにエデルソン選手のキック動画集も紹介しておきます。

ゴールを守ることだけがゴールキーパーの仕事ではない、ということを改めて思い知らされるプレー集です。

Ederson Moraes ● Passing Compilation ● 2019/20|HD

エデルソン・モラエス選手
イングランド プレミアリーグ マンチェスター・シティFC所属。
ブラジル代表ゴールキーパー。

 

【公式】ハイライト:京都サンガF.C.vsジェフユナイテッド千葉 明治安田生命J2リーグ 第6節 2021/4/4

またその他、J2でも素晴らしいプレーがあったので紹介します。

ピーター・ウタカ選手の2点目の起点となった松田天馬選手(だったと思います。間違っていたらすみません…。)の自陣ゴール脇からのキックです。

普通は苦し紛れに外にボールを出してしまうところを、状況を冷静に判断し、空いているサイドの裏のスペースに浮き球でキック

身体能力の非常に高いウタカ選手と相手DFを競わせるという非常にクレバーでインテリジェンスの高いプレーです。

実際、ウタカ選手はその身体能力を活かし相手DFからボールを奪取、福岡慎平選手のゴールにつながりました。

 

まとめ

上で紹介したのは、いずれも日本や世界のトップレベルのプレーで子供にすぐに実践させるのは不可能だということは私も重々理解しています。

ただ、サッカーにはその瞬間、瞬間に正解があり、「この場合では、このプレーが正解で君たちはココを目指さなければいけないんだよ。」と具体例を挙げて教えてあげることは『目標の見える化』という意味でとても重要だと考えています。

好きなチームの試合やハイライトシーンだけでもいいので、できるだけ多くハイレベルなプレー(正解や目標)を私たち大人が子供たちに見せて教えてあげたいな、と思っています。

carry

では、また。

 

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