不要な勝負はしない

今回はサッカーの1対1の攻撃の際に起きやすい勘違いについて説明します。
まず下の図のような状況で子供たちに1対1でゴールを奪う練習をさせます。

一般的によくある練習パターンではないでしょうか？

すると多くの子供たちは下の図のように相手DFに向かってドリブルを開始し、向き去ろうとチャレンジします。

これは正解でしょうか？
残念ながら×（△かも？）です。
純粋に1対1のボールコントロールを競う練習ならば正解だと言えますが、今回の目的はあくまでゴールを奪うことです。

正解は下の図になります。

ゴールを奪うという目的のためには、シュートという手段が必要です。
勘違いしやすいのですが、相手DFをドリブルで抜くというのは目的ではありませんし、手段としても不要です。

もしろ相手DFにボールを奪われてカウンターを受けるリスクすら発生しますので、不要な1対1の勝負は極力さけるようにしましょう。

このように全ての練習を試合に置き換えて、普段から目的と手段を意識して練習に臨みましょう。

では、また。