今回はずっと昔からあるテーマ
「サッカーにリフティングスキルは必要か否か」
についてお話します。
この問題の答えはリフティングそのものだけを切り取って見るか、サッカーのスキルの中の一部として見るかによって変わってきます。
- リフティング:1本だけの木
- サッカー全体のスキル:色々な木々が集まった森
みたいな感じで考えるとイメージしやすいと思います。
1本だけ素晴らしい木(リフティングスキル)を育てても、他の木(スキル)が枯れていたり、木の本数(スキルの種類)が少なかったりすると素晴らしい森(サッカー)にはなりません。
それならばそこそこ良い木々を数多く集めた方が良い森になりますよね。
ただ全く必要ないか、というとバロンドールを獲った選手がリフティングが全く出来ないなんてこともあり得ませんし、やはりサッカーのプレイ中に活かせるスキルとしては必要だと思います。
結論
- フリースタイルのような難易度の高いリフティング技術 ⇒ 不要
- サッカーのプレイ中に浮き球を自由に扱う技術 ⇒ 必要
補足
- 身体の色々な部位を使用するリフティング
- 歩きながら・走りながらのリフティング
- 周りに邪魔されながらのリフティング
- アップを兼ねて各練習メニューの合間のリフティング
等サッカーのプレイ中に活かせるリフティングの練習は、積極的に取り入れた方が良いと思います。
体験談
私の子供は小学校6年間クラブチームでサッカーをしていましたが、基礎練習を全くさせないチームだったこともあり、リフティングはほとんどできませんでした…。
さすがにマズい…と思い、6年生からやっとリフティングの練習をさせて何とか普通くらいには出来るようにはなりました。
(子供は途中、出来なくて嫌になって泣いたりしていましたが…。)
そのおかげでボールタッチに重点を置くチームの練習に参加した際も、他の子に遅れることなく練習に着いていけました。
因みに私自身は子供の時から最近までリフティングは10回くらいしかできませんでしたが、コロナ禍の子供との自主練でまぁまぁ(調子が良ければ100回くらい?)できるようになりました。
リフティングは練習すればある程度までは絶対に出来るようになりますので、挫けずに頑張りましょう!
では、また。
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