サッカーは手以外でボールを上手く扱えればそれでいいのでしょうか?
確かにボールを扱う技術、ボールに触れる技術は非常に大事です。
大前提として止める・蹴るの技術がないと何もできません。
でもそれだけでサッカーというスポーツを理解していると言えません。
ちょっと視点を変えて考えてみましょう。
皆さんはプレーしている時間のうち、実際に選手がどれくらいの割合で直接ボールに触れているかを考えたことはありますか?
プロで比較的ボールに多く触れる機会の多いポジションの選手でも試合時間の90分間のうちボールに触れている時間は精々2分程度だと言われています。
90分間のうちたった2分しかボールに触れていない…
つまり1プレーでボールに触っている時間なんて一瞬しかないのです。
なかなか衝撃的な事実ではないでしょうか?
では残りのほとんどの時間は何をしているのでしょうか?
- 座って休んでいる。
- おしゃべりをしている。
- スマホで遊んでいる。
もちろん違いますよね。
そうです。
ほとんどの時間は、いざボールが来た時のために準備をしているのです。
さぁ皆さん、もう一度考えて下さい。
サッカーってどんなスポーツなんだろう?
もう答えは分かりますよね。
サッカーとは
①いざボールが来た時のために常に良い準備する(98%)
②手以外でボールを上手く扱う(2%)
というスポーツなのです。
「サッカーではオフ・ザ・ボール(ボールがない時)の動きが重要だ」と言われる意味もよく理解できますよね。
では、次からはボールがない時に具体的に何をすべきかを一緒に考えましょう!
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